コンテンツの提供による見込みの客のステップアップというのは、悩みを解決しようと訪問してくれたお客様が、問題が解決して再訪問してくれて、何度か再訪し、関連記事を読み、オファーを申し込んで、今すぐにお客様になってくれるということです。悩みや問題を解決する記事が多ければ多いほど、見込み客が集まりステップアップする確率も高まってきます。また、悩みが深い内容だったら、読み終わるまでに5分以上かかるようなコンテンツだとしても、見出しやテキストや画像や動画などを駆使して最後まで読んでもらえる努力をしたら、滞在時間を伸ばすこともできるはずです。内容を読み飛ばす人も多いですが、そういった人向けに強調文や、まとめでおおまかな内容が把握できるような配慮も行いましょう。見込み客に応じたコンテンツを再訪問につなげていきましょう。
人工リンクは不可、人工知能の理解
ペンギンアップデートが実装されて、SEOにおける被リンクの効果が一変してしまったそうです。過去の被リンクアップのやり方と、やってはいけない被リンクについて理解しなければいけません。SNS拡散による弊害もあります。リンクについての捉え方を考え直さないといけないと思います。ポイントとして、ペンギンアップデートについて理解すること、手動による対策でペナルティを受けたときはリンク否認を行うこと、人工知能の限界とSNS拡散の弊害を知ることです。2012年から導入されたアルゴリズムによって、Googleガイドラインに違反しているサイトやスパム行為を行っているサイトは評価を下げています。被リンクのためだけに作成された質の低いサイトは下落して、そこからリンクを張っていたサイトも下落したので、被リンクによる評価が下がった印象があります。
やってはいけない被リンクアップ

被リンクアップというのは、別ドメインとなるサイトからのリンク数を増やしていくことです。これまで効果があった被リンクサイトが質の低いサイトとして判断できるようになったそうです。そのサイトからの被リンクの効果が0になるどころか、ひどい場合はマイナスの評価になってしまうようになりました。こうした被リンクアップの手法は、日本の多くの大手企業やサイトも利用してきたものです。このペンギンアップデートで、この手法が一斉に使えなくなったわけです。SEO業者もやり方を変えざるを得ない状況になってしまいました。やってはいけない被リンクアップというのは、SEO目的の相互リンク、リンクを集めただけの無料、有料サイトへの登録やSEO業者からの被リンク購入、自作自演による、リンク目的だけのサイトの作成と人工リンクです。
リンク否認のやりすぎにも注意
Googleの担当者がSEOスパムサイトについて、手動でペナルティを与えるというのが、2013年から導入されました。これを手動による対策といいます。SEO業者から被リンクを買っていたサイトや人工リンクサイトを大量に生成して、被リンクを増やしていたサイトを含めて大量にこのペナルティを受けることになったそうです。サイトの復帰のためにリンク削除をしたり、リンクの否認につながりました。この手動による対策によって、被リンクスパムの浄化が行われました。これにより、サイトペナルティへの恐怖から無理やり被リンクを増やして順位のアップを図る対策は減っていったそうです。手動による対策を受けたら、ガイドラインに沿った取り組みを行いましょう。被リンクを見直して、スパム判定されていると思われる被リンクを削除するか、否認をしましょう。