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経験の積み重ねがプロマネを育てる

Byadmin

9月 16, 2022
経験の積み重ねがプロマネを育てる

Web制作などのプロジェクトマネージャーにとって、適正かつ円滑なコミュニケーションの構築が重要な仕事のひとつと言えるでしょう。そこで考えておく必要があるポイントを積み重ねていくこととなります。たとえば、どこまで自分が関わるべきか考えながら実行していくこと。なんでもかんでも自分で抱えることがベストとは限りません。事と次第では、判断を委ねるのにふさわしいと思えば躊躇なく、情報を提示していく必要もありうるでしょう。すべて自分がというおごることなく、時にはメンバーの意見も尊重し、取り入れていくぐらいの懐の深さも必要でしょう。事前に決めたルールが不適切と思えるところがあれば、変えていくことも役目の一つ。これらの判断は、残念ながらケースバイケースとなることが多く、経験値がものをいうとも言えるでしょう。そのような積み重ねが結果的に優れたプロジェクトマネージャーとなると言えるのかもしれません。

プロジェクトはタイムマネジメントが重要

プロジェクトマネジメントの指針となるPMBOKでは、スケジュール関連の計画から管理までをタイムマネジメントとして規定されています。スケジュールについては、提案依頼を受け提示された提案書では概略レベルであったものが、いざ作業開始となるまでには詳細レベルまで昇華されているのが一般的です。この詳細スケジュールも進捗等で刻々変わっていくのが実際かもしれませんが、最終的な納期確保は必須条件となるため途中段階での諸問題発生を如何にうまく対処して影響を最小限に留めるかがプロジェクトマネージャーはじめメンバー全員の目標とすべきことに変わりはありません。スケジュールは単に進捗を日程的にフォローするのに使われるばかりか、各作業工数の積み重ねとなることで見積もりという重要な要素にも影響を及ぼすまさに管理のかなめとなると言ってもいいでしょう。作成にも細心の注意を払うことが求められます。

プロジェクト達成は節目節目の検証から

プロジェクトマネジメントの一つタイムマネジメント。当初スケジュール通りに作業が進められれば、コストも予定の範囲と言えますが、現実はなかなかそうもいきません。日程修正も後になればなるほど困難となるため、トラブル修正は作業の最小単位となるワークパッケージレベルで行なっていけばその影響を最小限におさえられ日程も間に合うというもの。作業の単位とされるワークパッケージも細分化するほど管理面でも有利となるため、アクティビティという最小単位というものが定義されています。ソフト開発などでその関係をなぞらえると、プログラム作成がワークパッケージ、モジュール作成がアクティビティとなるのでしょう。さらに進捗の指針として、節目というマイルストーンというものが定義されています。アクティビティで管理し、マイルストーンで無事通過が確認できていればそれらの積み重ねとなる最終納期も達成できるというものです。